自動車のおはなし(その2)

私達のたからもの

前回のおはなしの続きをしようと思います。

なにかと、二十前の学生がマイカーを持つとは、今考えると、ろくなことはないですね。
遊びに行く移動範囲が広がるので、ガソリン代はかさむし、バイトの毎日。当然なくなるのは、学校の時間です。
ただ単位は落としかけたけど、車のおかげで良い青春時代を送れました。今思えば贅沢の限りです。

ところで、車を持つといろんな癖が出てくるようで、ドライブ旅行派、ドライビングテクニック派、チューニング・ドレスアップ派など様々で、全部という方も多かったですが、車好きの私も例にもれずほとんど全部の癖を持っていました。

わたしは、特にドライビングテクニックとチューニング派にハマりまして、少し前に流行った某峠マンガの世界にリアルにいました。
深夜にバイトを上がると、地元の峠に直行し走りに行くのでした。(ホントはいけません)

とはゆうものの、始めはノーマルの新車だし(もったいなくて走れない)、周りのペースに走れない(テクニックなんて免許取りたて)、持っていたのはドライビングゲームで得たかっとぶ度胸だけでした。なんともはずかしいはなしです。

これじゃーねぇと、速い人の話や走りを聞いたり、ビデオ雑誌で研究したりして楽しんでいましたね。もとが遅かったので、しばらくして、それなりに成長はできたかなと。チューニングに関しては、その頃はとにかく高価で、ブレーキパットを変えるのが精いっぱいでした。
そういえば、ひとしきり走り終えて、真っ赤になったブレーキローターでタバコの火をつけるなんて流行っていましたね。今考えるとイキっていただけですね。





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