自動車のおはなし(その1)

マニア
写真はイメージです。

私に何が好きですか?と聞かれたら、真っ先に「車」と答えます。主にスポーツカーが好きなのですが、タイヤが4つ以上ついていれば何でも好きです。
そこで、今回は車の話をしてみようと思います。とはいうものの、その話は多岐にわたるので、分けてお話ししたいと思います。どうぞお付き合いください。

まずは私が車に目覚めたのは、小学校低学年にホテルのゲームセンターのドライビングゲームからでした。今のようなリアルなものではありません。どこまでも回るハンドルとアクセルペダルのみでしたが、いつまでもやっていたことを覚えています。それからというものゲームは乗り物のゲームしかやっていません。周りは任天堂マリオブーム、ポケモンブームとありましたが、ほとんど知りませんでした。


車からそれました。本格的に興味を持つのは免許を取る前位の時です。時はバブル絶頂期、各自動車メーカーは、こぞって高性能車を出してきました。
自動車ディーラーもカフェのような作りになり、コーヒーを飲みながら二十歳にも満たない、車も買えそうにない小僧にもニコニコ顔で試乗車を貸してくれました。いい時代でした。
お帰りのお土産は決まってお気に入りの自動車カタログでした(オプション付)。おかげでうちには同じカタログだらけで、ため息をつきながら眺めるのでした。

当時発刊された自動車雑誌やビデオをなめるように見ていた頃、ある事件が起こります。
同級生が車に乗ってきたのです。一台のスポーツカー、しかも新車です。衝撃でした。俺達でも車を持てるんだと。そいつはバイトで買ったと言っていましたが、怪しいもんです。

それからというもの、私のバイト生活は始まるのでした。朝からフルタイムで自動車ディーラーの作業補助を、夕方から夜まで酒屋のバイト、深夜まではハンバーガーショップでバイト三昧でした。そこから外が白む頃まで友人と自動車談義、睡眠時間は2時間ほど大学の座席でとっていました。酒屋の賄い夕食が助かったなぁ。

そんなわけで、夏休みフルに働いて車代の半分をためることができたのです。残りの分は、親にローンを頼んで後々まで親に払い続けました。

それからは、ガソリン代との戦いが続くのです。

続きはまた、次回にしましょう。

タイトルとURLをコピーしました