

中学生まで文化部の代表だった美術部に所属していたのだが、なにをとち狂ったのか高校に入り運動部のハンドボール部に入ってしまった。意味はない。
ただ集団スポーツがやりたくなったのだ。軽い気持ちで入ったその部は県下一の強豪部だった。それも知らず、学力も下から数える程だった自分には、身分不相応としか思えない状況。入ってしまったからしょうがない・・・必死でついていくしかなかった。
「ハンドボール」・・・ご存じだろうか?
国内では、マイナーな競技なのだが、ヨーロッパでは大変メジャーな競技なのだ。
ぱっと見、バスケットとサッカーを少し混ぜたようにみえるが、決定的な違いに攻撃側に有利なルールに感じる。傍から見ると、攻撃側が反則しているようだ。当たりも強く格闘技的だと言われた。倒されケガして、それでもゴールしたかったのは意地と爽快だった。それは今も役立っている気がする。
一つトピックがある。
ハンドボールには、独特なものがあって、ボールを保持しやすくするための「松やに」を手に付けるのだ。これが30年前当時は、手からとる手段が限られていて、水道でブロックにこすりつけて取るだけだった。気に入らない奴には、頭にはりつけた。ひどい奴だ。
今では専用のクリーナーが出ているのでそんなこともないだろう。
残念だ・・・